diary
雪もすっかり解け、温かい日が多くなってきました。卒業式も終わり、進級・進学する児童共に、新学期に向けてワクワク、ソワソワしている今日この頃です。
今回は、春休み前後に行った「初めて行う活動」「クラス合同で行う活動」「調理活動や実験活動」「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」「風船バスケ」の様子をご紹介したいと思います。
初めての「もじぴったん」は『文字に興味を持つ』『ルールを理解し取り組み』『協調性を養う』を目的に取り組みました!最近では、ルールを理解する力が伸び、他児童と話し合う事が上手になってきた児童たちは、今回も職員からルールを聞いて「早くやりたい!」と楽しみな様子です♪ 4枚のひらがなカードが置いてある台紙に、自分の手持ちのひらがなカードを繋げて並べ、言葉を作るゲームなのですが、グループで行ったため、お互いにヒントを出し合ったり、自分なりの言葉を作っては「どういう意味?」「わかんなーい!」と会話を楽しみながら活動に参加していた児童たちです。
また、医療的ケア児がいるクラスでは「お買い物」に行ってきました。『交通ルールを守る』『お店でのルールを守る』『レジでの会計の仕方を学ぶ』を目的にみんなで近くのコンビニまで午後のおやつを買いに行きました。事前に買う物を決めて2グループに分かれて出発です!お買い物と聞いてウキウキしながら準備をし、ルンルンで歩いて行った児童もいます。普段恥ずかしくてなかなかお話するのに緊張してしまう児童も、今日は自ら「バナナください」「ありがとう」と大きな声で店員さんに伝えていましたよ。お金も自分で渡し、帰り道は「バナナ買った!」と自信に満ち溢れた顔で帰っていました。自分で買ったおやつはいつもとは違う味がしたようで、いつも以上に美味しさを噛みしめて食べていました。
クラス合同で『全身運動を促す』『二重課題に取り組む』『持久力をつける』を目的に、「大縄跳び」に挑戦しました。小学生から高校生までの児童が、年齢や性別、身長差を気にせず、ペアになって縄跳びに挑戦しました。自分の順番をドキドキしながら待っている児童も多かったのですが、名前が呼ばれると、すぐに立ち上がりスタンバイしていましたよ!揺れる縄の動きをよく見てジャンプ!あと少しのところで引っかかってしまうこともあり、苦戦する様子も見られましたが、周りの応援を受け、掛け声に合わせながら諦めずに何度も挑戦しています。引っかからずに跳べるとペアの相手と「やったー」と一緒に喜んでいました。
調理活動では「チョコバナナ春巻き」を作りました。『食への興味関心の向上』『出来上がりのイメージを膨らませ想像力を養う』『他者と協力をして調理する』を目的に、みんなで協力し頑張りました。今回はチョコを細かく割る係、春巻きの皮を切る係、バナナを切る係に役割を分けて取り組みました。チョコやバナナの大きさはどのくらいの大きさだと食べやすいか、みんなのことを考えて切ったり割っていた児童たち。下準備が出来たら、1人1人春巻きの皮でチョコとバナナを巻いていきます。具材が皮からはみ出さないように、慎重に巻く児童や、どうするといいの?と職員に確認する児童などさまざまな反応がありましたが、最後に春巻きをホットプレートで焼いて、みんなで食べた時の児童の顔は、自分で作った満足感に溢れていました!
実験活動では『予測する力、想像力を養うこと』『自分の考えを持ったり、意見を出し合うこと』を目的に、普段使用しない材料を使って、水と重曹とクエン酸を混ぜ炭酸水を作っていきます。みんなで結果について予測しながら行いましたよ。はじめに「不思議な粉(クエン酸)」を見せて、「これ混ぜたらどうなると思う?」と質問してみると「冷たくなる?」と自分の考えを職員に伝えている児童たち。実際に合わせて泡立つのを見ると「ブクブクしてお風呂みたい!」とびっくりしながら結果を確認していました。次にペットボトルに同じ状況をつくって泡の正体が炭酸ガスということを見つける実験をします。ガスが発生する前と発生した後の変化を体験し楽しみながら参加していた児童たちでした。
『社会性(具体的な社会的スキル)の向上』『相手の意見を尊重する姿勢』を目的に、「SST~言葉遣いについて」を行いました。今回、敬語や目上の人との会話、お友達同士であったも相手を思いやった言葉選びなどの大切さを学び、自分の意見を発表する場を設けました。中学生になったタイミングで上下関係ができて敬語が使われるようになること、そして敬語は社会人になっても必要であることなど、説明を聞いてから、実際にみんなで考えてみました。”相手がどんな人かによって言葉遣いや対応は変わるのか?”を実際に紙に書いて実証していきました。お題は【探し物をしている人がいたらどうする?】で、一人一人考え、相手が家族であればくだけた言葉で、相手が先生や知らない人についてはより丁寧な言葉遣いで話しかけると書いていた中学生!知らない人に関して”スルーする”という意見ありましたが、「よかったら手伝います」と答えていた児童もいましたよ。
「風船バスケ」では、『力加減について学ぶ』『目と体の連動』『距離間について』を目的に、未就学児の児童たちが挑戦しました。風船にテープを貼った風船ボールを使ってパスの練習やボールキャッチの練習を行った後段ボールの箱や輪っかに向かってシュートをしていきます。風船ボールを見た瞬間、目をキラキラさせていた児童たち♪パス練習では、風船ボールをよく見てキャッチしていましたよ!シュートの時には、どのくらいの力だと輪っかに届くか何度も挑戦し、シュートが入ると跳びあがって喜んでいました。
4月から新しい年度が始まります。新しい学年になることを意識しながら、お兄さん、お姉さんとしての行動も見られるようになりました。新しいお友達と楽しく過ごしていきましょう!
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