diary
秋の味覚といえば、栗やサンマ、きのこなどたくさんありますが、山形の秋といえばやっぱり「芋煮」ですよね!!
ということで先日『パンジー芋煮会』を開催しました!!
この活動では【手指の感覚刺激】【職員や他児童とのコミュニケーション】や【物の貸し借りや譲り合いができる】などを療育的目的としています。
まずは、芋煮会当日の前準備として具材作りをみんなで一緒にしました。
新聞紙を丸めて上から折り紙を貼り付け、味の染みたとっても美味しそうな里芋、緑色の折り紙を細長く折って切るとネギ、茶色の折り紙を破ってギュっと握りお肉を作りました。紙を破ったり、ギュッと握ったりするのがとっても得意なパンジーの児童たちは、紙の感触を楽しみながらたくさんの具材を作りました。新聞紙や手の大きさによって、さまざまな大きさの具材が出来ました✨ネギは本物のようでクオリティの高さに職員もビックリでした!!
具材作りは、のりやセロハンテープなどを使用しましたが、数に限りがあるため、「貸して」「いいよ」と児童同士で順番を守って物の貸し借り、譲り合いもすることが出来ました。また、セロハンテープを切ってお友達のところまで持って行き、渡してあげるなどとっても優しい気持ちの行動も見られましたよ♪
そして、芋煮会当日!!
職員がお鍋とみんなで製作した具材を準備していると「何が始まるんだ?」とキョロキョロしつつ、ワクワクしている様子の児童たち。
協力してお鍋に具材を入れて、芋煮会スタートです☺
お鍋の蓋を閉めて、「おいしくなあれ!」と言いながら、ぐつぐつ煮る真似をします。「もういいかな?」とすぐに蓋を開けたい児童もいましたが、ぐっと我慢して待つことができました。
「せーの!」と掛け声をして、蓋を開けると思わず「わあ!!」と言う児童たち。本物のようなクオリティに職員もびっくり!本当においしそうな芋煮の完成でした✨
その後は一人ずつお玉を持って、器によそいました。
「いっぱい食べたいから大盛りにする!」「いただきまーす」など児童の元気な声が聞こえたり、器に入った芋煮を見つめて「おいしそうだな」とニコニコした表情をしていたりと楽しい雰囲気でした(*^-^*)
「僕がみんなの分をよそってあげるね!どのくらい食べたい?」とお友達や職員に聞いて「たくさん食べたいな。お肉多めがいいな」と返ってくると「分かった!!」というような会話が多くあり、他児童や職員とのコミュニケーションが多い活動となりました。
また、お友達に器を渡す時には「はい、どうぞ」、貰う児童は「ありがとう」を言ったり、嬉しそうな表情をしていて、心も温まる芋煮会となりました🎵
※児童の中には、マスクの着用が難しいお子さんもいます。無理はせず、パーテーションの使用やこまめな手指消毒などを行った上で活動に取り組んでいます。
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