diary
朝晩だけでなく最近は日中も気温が低くなっており、いよいよ本格的に秋から冬へ移り変わって来たなと感じる時季になりました。児童たちの服装も様変わりして防寒対策をしながら、寒さに負けじと元気よく遊んでいます!
さて、今回紹介する活動は【風船サッカー】です!
風船をそのまま使うのでなく、ひと工夫加えた風船を使っていきます!膨らませた風船に何本か均等にテープを巻きつけると、ふわりとは浮かず、床にすとんと降下してしっかり弾む不思議な風船ボールが簡単に完成します♪
この不思議な風船ボールを使ってサッカーをしていきます!ただし、今回は1つだけ一般的なサッカーとは異なるルールを追加して取り組んでいます。そのルールとは《床にテープを貼り、試合中はそのテープから足を離してはいけない》というルールです。このルールがあることにより、テープから足を伸ばした範囲が、今回のサッカーで動ける範囲になります。このルールの下でサッカーを行うと、室内でも人と人との間隔を空けてダイナミックに動けます。また、動ける範囲が決まっていることで、1人の力だけではゴールまでたどり着くことはできません。みんなでパスを繋いでいく必要があります!
そのため、今回の活動では『協調性を養う』『関節運動を伴った動きを意識する』ことを目的にしています。
はじめに実際に身体を動かしながらルールを確認していきます。最初は風船ボールの不規則な動きに惑わされたり、テープの位置から動けないことで、「ゴールまで行けない!難しい!」と児童たちから声が聞こえてきましたが、仲間に向かってパスを繋ぐことで前まで運べることを知っていくと、段々と試合さながらのボール運びとなっていましたね!少しずつコツを掴み始めてきたところで練習を終了し、いよいよ本番スタートです!
後ろの位置にいる児童からボールを回していくと、真ん中にいる児童はとにかく前へとボールを蹴っていきました!送られてきたボールを受け取った前にいる児童は、狙いを定めてゴールへシュート‼ 両チームとも、歓声が何度も上がるほど得点を重ねていましたよ!
時間が経つにつれて試合に慣れてくると、児童それぞれの動きに少しずつ工夫が見られるようになりました!特に変化を感じたのは、”相手チームのパスやシュートを防ぐために股関節を大きく開いて足を出すこと”、”パスを繋げやすくするために直接声を掛けてからパスを出すようになったこと”です!
守る際にはテープから足を離せないことからボールを直接取ることが難しいため、大きく足を開いて前に出し、ジャマするような形で相手チームに対抗していました。また、場所を移動できないからこそルールの中でできることを考え、段々とダイナミックな動きでサッカーに取り組んでいましたね!また、前に出された足を避けてパスを通すためには意思疎通が大切だということで、パスを出す前に「〇〇ちゃん!」と声を掛けてからパスを出すようになりました!声を掛けることで、実際に声を掛けられた児童は受ける準備をするようになり、どんどんパスを繋いで協力しながらゴールを目指していましたよ!さらには自然と「〇〇くんシュート!」など応援の声も聞こえるようになり、みんな笑顔で風船サッカーに取り組んでいました!
児童発達支援は、【棒人間になって運動しよう!】に取り組んだ様子を紹介します!
この活動は棒のように真っすぐ身体を伸ばした状態で運動していくもので、『綺麗な姿勢を保ちながら全身運動を促すこと』『動きを適宜止めること』の2つを目的に行なっています。
はじめは『ポーズを決める活動』を行い、合図に合わせて床に設置された枠の中でそれぞれカッコいいポーズをとっていきます!児童たちは枠の中でピタッと止まって思い思いのカッコいいポーズをとっていましたね☆
カッコいいポーズの後は職員のポーズも真似していきます。片足立ちのポーズや両手を横に伸ばしたポーズなどポーズを決めて全身運動を図っています。児童は職員のポーズをよく見て、バランスを取りながら真似っこをしていましたよ♪
『ポーズを決める活動』の後は、身体を棒のように真っすぐにして両足ジャンプに挑戦したり、的役と輪っかを投げる役に分かれて輪投げを行ったりなど、姿勢を保持しながらできるミニゲームに取り組んでいます!輪投げでは的役になった児童は最初の活動のようにピタッとポーズをとってたくさんの輪っかをかけてもらっていましたね☆
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