diary
本日紹介する活動は『コグトレ』です。
コグトレとは【COGOT】(コグオーティー)と呼ばれる認知作業トレーニングプログラムで、「自分の身体を知る」「自分の力加減を知る」「動きを変える」「物をコントロールする」「動きを真似る」「動きを言葉で伝える」などの項目から構成されています。
今回の活動では【物をコントロールする力を身につける】【動きをイメージしてイメージ通りに体を動かす】ことを目的に行いました。
最初に準備運動をしてから、まずは「視界の外で新聞紙の棒を受け渡す」をします。やり方を職員と確認して挑戦します。普段通りやろうとすると新聞紙の棒を確認しようとつい上を見てしまいますが、意識的に前を向いた状態で新聞紙の棒を受け渡ししていきます。最初は「取れない~」と少し怖がる児童がいましたが、1回成功すると何度もできていましたね(*^^*)
次は「動きを真似して伝えていく」活動です。ルールは伝言ゲームと似ていますが、言葉ではなく動きを伝えていきます。ある児童が[体の向きを合わせて伝えるとうまくいくかも]と気付き、初めは向かい合わせで行っていましたが、横並びで動きをリレーしていきました。この活動は自分自身のボディイメージだけでなく、記憶力も求められます。どこに触れるのか、それは左手なのか右手なのか…言葉を動きに変換するため、時間がかかりましたが全員でリレーすできましたね!
最後は全員で息を合わせて「新聞棒同時キャッチ」に挑戦します。全員で円になり、片手で持つ新聞紙の棒を左隣の人に投げ渡すと同時に、右隣の人から飛んでくる新聞紙の棒をキャッチする活動です。「投げる」と「キャッチ」を同時に行うため、情報処理能力と物のコントロールが大切になる活動です。
最初にルールややり方を確認した児童からは「難しくない?」「できるかな?」と不安な声が聞こえてきましたが、いざ試してみると意外とうまくいくものです。[棒の持ち方を工夫してみよう][両手ではなく片手ずつでもできるかも]と気付いた児童からのアドバイスが飛び交います。制限時間が迫る中、徐々に成功する児童が増えていき見事全員キャッチすることができました!
活動の終盤で集中力が切れそうな児童もいましたが、全員で団結して成功したこともあり「よかったよかった」「できたじゃ~ん!」と互いを褒める言葉も飛び交っていました。最後は温かい空気で活動を終えていましたね(*^^)v
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