diary
今回は、『計量ぴったりゲーム』に取り組んだ際の児童の様子について紹介していきます!
この活動は《ルールを理解すること》《係の仕事などを通して、その場に合った言葉づかいや話し方を身につけること》を目的に行いました。
支援室にある物を組み合わせてメジャーやはかりを使い、提示された長さや重さにぴったりと合うようにしていきます。
今回は、長さを測るチーム、重さを量るチームに分かれて協力して挑戦しています。
初めは、長さチームが【30㎝】、重さチームが【150g】ぴったりに合わせることに挑戦です‼
スタートの合図がかかると、児童たちは真っ先に玩具が置いてある棚へと向かいました。
「30㎝ってどれくらいかなー?」「これ結構重いんじゃない?」など、実際に見たり触ったりして予測しながら図鑑やカードをテーブルへと運んでいます。計測する係の児童が、運んできてくれた物を測ってみると、「これ短すぎるから、もっと大きいの持って来て欲しい。」、「あともうちょっとで重さがぴったりになりそうだから、おはじきとか欲しいな!」など、現状を伝えたうえで、クリアする為にはどんな物が欲しいのかをしっかり話していましたね!(*^^)v
運ぶ係の児童もリクエストに合わせておはじきや本を持って来たりと、より好奇心を持って探しながら運んでいます!
そして、計測した数字がぴったりになると、「やったー!できた!」とチームのみんなで大喜び‼それぞれの係が役割を果たし、コミュニケーションを取りながら協力することで見事に成功しました!
次は違う物を使って、もう一度同じ長さ・重さにそれぞれぴったりになるように組み合わせることを目指したり、【50㎝】や【500g】など、違う長さや重さにも挑戦していきました。様々な課題をチャレンジをしていく中で、長さのチームは、より効率の良い方法を発見しており、最初にメジャーを50㎝まで伸ばし、そこにぴったり合うまでたくさん物を並べて見事成功させていましたね!この発想には思わず「すごいね!」と職員もびっくり!オセロや将棋の駒などを1列に綺麗に並べて計測している児童もおり、発想の豊かさがたくさん見られました。
普段遊んでいる中ではあまり気にしない、長さや重さを調べていくという実験的な要素に好奇心を持ち、楽しみながら最後までルールを理解して取り組みました!(*^▽^*)
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