diary
連日の蒸し暑さにも負けず、クローバーの児童はいつも元気いっぱい!楽しそうな夏休みのお出かけの予定も聞こえてきます♪
今回ご紹介する活動は【クローバー大ピンチ図鑑】です。ゼロからアイディアを膨らませて『想像力を養う』こと、『自分の考えを文章にする』こと、『人前で発表をする』ことを療育目的に行いました。
活動のはじめに、職員がイラスト使って「しゃぼんだまをしようとしたら…”シャボン液を吸ってしまった!”」「ゲームをしようとしたら…”充電ができていなかった!”」といった、身の回りで起きてしまいそうな大ピンチの例を紹介しました。
イラストを見ると興味津々の児童たち!「充電ない時あるー!嫌だよね!」と共感する姿や、「(シャボン液は)すぐにうがいをすればいいよ!」等とすぐにピンチへの対応策を思いつく児童もいました。
その後、職員からひとりひとり用紙を受け取ったら、今度はみんなの出番です!
家でゆっくりしている時、学校や彩祐結にいる時など、日々の自分の生活を振り返って「こんなことが起きたらピンチだ!」という出来事を想像して、メモ紙に書いていきます。いくつかのアイディアから自分が時に気に入ったものを一つに絞ったら、発表用の紙を受け取り、
①どんなピンチを思いついたのか、②1~100点のうちピンチ度合いは何点か、③ピンチを乗り切る対応策、といった項目をイラストも交えて記入します☆
個々人で作成を進めていく中でも、「テスト勉強をし忘れていたら、まずいよね…。」「それは大変だ!」などとお互いのピンチを共有・共感しながら会話を楽しんだり、「この漢字ってなんだっけ?」「鉛筆貸して?こうだよ!」と分からない部分を児童同士で教え合ったりと素敵な場面がたくさんありました。
また、”テスト中に漢字を忘れた”というピンチに対して、”頑張って続ける・降参する・休み時間に勉強する”など、様々な視点での対処法を複数書き出していく児童もいました。実際にそのピンチが起きたとしても、行動の選択肢が増えていきそうですね♪
発表用の紙が完成したら、一人ひとり順番に発表していきます。
「先に発表したい!メモしたのも全部言ってもいいですか?」と積極的な児童、「僕、発表苦手なの知ってるでしょ…?」と緊張しながらも自分のアイディアを伝えることに挑戦する児童!中には、「古代最強の生物に襲われた!大ピンチ過ぎて対処法は”なし!”」と想像力を十二分に発揮して、特大のピンチをニコニコと発表する児童も!
それぞれができる範囲で、自分のアイディアをみんなに伝えました。一生懸命取り組んだおかげで、世界に一つだけの”クローバー大ピンチ図鑑”が完成しています。
夏の暑さを忘れるくらい背筋がひんやり冷たくなるようなピンチもありました。みなさんもぜひ、いろいろなピンチを想像してみてください♪
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