diary
今回紹介する活動は『おしゃれハット作り』です!
ハット上部・側面・つばの3枚の型紙に自由に絵を描いたり色を染めて、カラフルなモールやレースのリボンなどの素材で飾り付けをします。その後、毛糸素材のふわふわした紐を通して繋げると、高さのあるおしゃれハットが出来上がります。
ハサミで曲線・円の形に切り抜くこと、隣り合う穴への紐通しといった工程があり、【ハサミの安全な使用】【指先の細かな動きの経験】【単調な繰り返しのある工程への集中】を療育目標に取り組みました。またハットの上部と側面に紐を通して繋げる時は、ハット内側の手元を目で見て確認することが難しいです!そのため、創作活動内でも【ボディイメージを働かせること】が必要となり、可愛い見かけによらず難易度の高い活動となっています♪
「私、これ使うね!」と使いたいポンポンなどの飾りつけ素材をお友達に前もって伝えたり、「黄色ペン貸して!」「まだ、使ってるよー♪」、「テープ、一緒に使おうね?」などとコミュニケーションをとりながら、物の貸し借りを上手に行っています。
「○○王国の国旗の鳥が書きたい!」というアイデアを実現させるために世界の国々の図鑑を探しに行く児童、好きな新幹線の車輛の模様を表現するためにカラーテープをなるべく平行に貼り付ける児童、知っている平仮名をたくさん書き並べて漢字にも挑戦し始める児童・・・。
思い思いの方法で、想像力・アイデアに溢れた素敵なデザインのハットにしていきます。
制作が進み、平面だった型紙が徐々に立体的になってくると、「これ、(自由遊び時間の)ダンスで使えるんじゃない?!」「それ、いいねー!!」と、”実際にハットを被って何をするか?”といったアイデアが浮かぶ児童もいました。また、内側・外側交互に紐を通す繰り返しのある工程に「これ、難しいなぁ。」と思わずため息が出る児童もいましたよ。
完成するとお互いに作品を見せて感想を言い合ったり、お迎えに来て下さったご家族の方に披露する場面もありましたね。大切そうにハットを被って持ち帰る児童たちでした!
#セカンドハウス彩祐結
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