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嶋南の家 クローバーの記事

嶋南の家 クローバー

クローバー 2023年3月Vol.1

update:2023/03/02

クローバーで紹介する活動は言語聴覚士が行う【個別活動】です。児童一人ひとりの発達に合わせた活動を日々行っています。

今回の活動は【平仮名の読み練習】です。最初に「わ」や「れ」などの形の似ている平仮名や「は」や「あ」といった音が似ている平仮名を音読する平仮名の読みテストを行っています。

児童は「わ」「れ」と職員が出す平仮名カードをよく見て音読をしています。途中、形が似ている平仮名が続くと「今のなんか似てたね。でもちょっと違うな。」と平仮名同士の異なる点に注目をしています。その時に「じゃあどこがが違った?」と児童に質問をすると「”わ”はこっちフワッてなってて”れ”はとんがってる」と平仮名同士の違う所を言葉で説明しています。このように似ている平仮名同士の違いに気付けるようになるには物の違いを見る力、『弁別能力』というものが必要になります♬

この『弁別能力』を向上させるにはある遊びがとても有効です♪ それは…

【間違い探し】です!「間違い探しが好き!」というお子さんはたくさんいると思いますが間違い探しでは『弁別能力』『記憶する力』『集中力』『忍耐力』といった文字の学習につながる力だけでなく学習の基礎となる力や社会生活を送るうえで必要な力を身に付けることができます。今回の個別活動の中でも【間違い探し】をしています☆

2枚のイラストを見比べて間違った部分を探していきます。イラスト全体から間違いを探すのは難しかったため探す範囲を決めて「ここには違う所あるかな?」と児童に質問をする形で間違い探しを進めています。探す範囲が決まっているとその部分のみに集中できるためスムーズにイラストの間違いを探せていますね。間違いを見つけると「あっ!ここなんか違うぞ!」と嬉しそうに間違いを見つける児童。「何が違うかな?」と質問をすると「魚のお口が違うよ!こっちあいてるけどこっちしまってる!」とイラストの中で異なる部分を指さしながら説明をしていましたね(*^_^*)

このように間違い探しという遊びの中で、自然と文字の学習につながる力を育てることができるのは嬉しいですよね☆彡

 

 

 

 

児童発達支援では【感触遊び】を紹介します。今回は感触遊びを通して『手や足の感覚を養う』『素材の感触を楽しみながら思考力を育てる』ことの2つを目的にして行っています。

今回はペットボトルキャップと卵パックをを貼り付けた段ボールを使って感触遊びをしています。児童たちはそれぞれの段ボールに興味津々で「先生!乗っていい?」と待ちきれない様子です♪職員から「乗っていいよ」と声を掛けられると嬉しそうにそれぞれの段ボールを手で触ったり足で踏んだりしていましたね。キャップはゴツゴツとした感触、卵パックはカシャカシャとした感触と音が鳴ります。児童はその感触を確かめながら手や足の感覚を育んだり「これに触ったらどんな感じなんだろう?」と想像力や思考力を高めることにつながっていきます♪(^∇^*)

児童ごとに感触遊びを一通り楽しむと、年長さんの児童が「コース作ろうよ!」と提案し、児童たちで協力をして1本のコースを作っています。コースを作る際にはどのように段ボールを並べるか児童たちで考えながらコースを作成していましたね。コースが完成すると順番に並びルールを守ってコースを歩く児童たちでしたね。

 

 

 

 

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