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嶋南の家 クローバーの記事

嶋南の家 クローバー

クローバー 2023年1月 vol.2

update:2023/01/21

今回は、クローバーの余暇時間を紹介します🌟クローバーにはOT(作業療法士)が在籍しています。作業療法士の『作業』とは、食べたり入浴したり、家事や仕事、趣味活動など人が関わる全ての諸活動の事を指します。その人らしい『作業』を獲得できるように援助する専門家です(*^^*)

 

クローバーでは余暇時間に何をするかは児童が自分で決めています。宿題をする児童、大好きなレゴブロックをする児童、段ボール工作をする児童など様々ですが、中には「何をして過ごそうかな?」と決められない児童もいます。

こちらの児童は余暇時間に作業療法士と一緒にオセロに挑戦しています。こちらの児童の【手先が器用】という長所を生かした余暇時間の過ごし方の提案としてオセロを取り入れました。得意なことを通して【手先を器用に使う】練習にもなり【ルールを理解する】【勝負事を経験する】とどんどん児童の世界が広がっていきますね。手先を使いながらコマを1つ1つマスに収まるようにひっくり返していくのですが「○○君がここに黒を置くと、ここの白がひっくり返るよね」と職員と会話をしながら取り組んでいました。「う~ん…」と悩みながらコマを置いていき、オセロが終わると「ふ~(*´з`)」と一息ついていましたよ!

 

 

 

 

児童発達支援では『くるくる絵作り』を行いました。【細かい動きを通して、手先を器用に使えるようになる】【想像力を養う】事を目的に行っています。

 

さっそく厚紙を細長く切った物をくるくる巻いていき、のりで段ボールに張り付けていきます。最初の一巻きに苦戦する児童が多いのですが、ここがポイントです!最初の一巻きを頑張ると、あとはくるくるくると巻けていきますね(`・ω・´)細くくるくる巻いていく作業はシンプルですが、楽しく集中して取り組んでいましたよ(*^-^*)

 

 

 

 

厚紙をくるくると巻く工程では厚紙が《バネ》に見えた児童がいました。「見てー!飛ぶんだよ!」とバネのように動かして職員やお友達に見せていましたね♪隣で見ていた児童も真似して《バネ》を作り、一緒にピョンピョン飛ばして遊んでいましたよ(*^▽^*)別の児童は「見て!動くよ!」と丸めた厚紙から手を離すと、厚紙がゆっくり広がることを発見していました。「見て見て!もう1回やるからね!」と嬉しそうに何度も職員に教えていましたね。また別の児童は「これハートだ♡」と曲がった厚紙の形からどんどん想像を膨らませています。くるくる丸めた厚紙を画用紙に張り付け《かたつむり》を作ったり、段ボールから足が生えたように厚紙を張り付けたりと自由な発想で活動に取り組んでいた児童たちでした。

 

クローバでは支援室2か所を使用して5名前後の小集団で活動を行っています。大人数での活動もとっても楽しいのですが、少人数での制作活動は集中して取り組みやすく、児童が本来持っている力を発揮できますね🌟

 

 

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