diary
今回は最近江南で流行っている自由時間の新しい遊びを紹介します。スタッフと児童で一緒に考えたテニスのような運動で【手数〔てすう〕】と児童が名付けた遊びをして過ごしています。新しい遊びということ、またボールを打つことが出来ることもあって、皆が興味津々で参加し、とっても楽しく行っています(^^♪
遊びの名は手数〔てすう〕ですが、名前と遊びに深い関係はなく、テニスの文字をアレンジして手数となりました。その為か未だに名が浸透せず、ここ最近ではテニスをしたいと言う児童が増えてきたように感じます…
さて、この手数の遊び方を説明します。1~3人チームでボールを打ち合っての対戦で、相手側の壁に当てたら得点となります。得点に至るまでに細かいルールがあり、[高さはロッカー2段目まで][全力で強く打ったボールは無得点(加減は児童たちで調整し合っている)][立たずに膝立ちまで][ボールは止めずに打ち返す]等です。
また対戦形式ではあるものの”勝ち負けは持ち込まず”、”得点を決めた、決められた”を楽しむことを約束ともしているため、勝ち負けに拘ってしまう児童も楽しく参加することが出来ています。
座った状態でボールを打ち合ったり、ボールを取るのに横に寝転がって手を伸ばす、次に備えて体を起こすという動きを繰り返すことで、体の成長に必要な動きも沢山を行うことが出来る遊びとなっています。
座った状態での運動は『体幹トレーニング』『股関節周りのトレーニング』になり、寝転がりを繰り返すことも『体幹トレーニング』になりますが、この活動の中で成長過程で抜けがちとなる”寝返り”や”四つ這い”をすることが出来ます。この遊びだけではありませんが、成長に足りなかった動きを遊びの中で楽しく取り組むことで体が成長し、最近では縄跳びや水泳が以前よりも上達した児童もいます☆彡
今は、自由時間になると「やるからボール出して!」「宿題終わった!混ぜて!」と児童たちはこの遊びに熱中しています。細かいルールもありますが児童たちでルールを確認し合ったり、「今のはボール打つの強いからもう少し弱くしよう」や「今の得点できた?」「高いから無しかな」「次は低く打つぞ」と、間違っていても強く指摘するのではなくゲームを楽しく遂行するための声掛けや話し合いをしている姿も見られてとてもいい雰囲気です(*^-^*)
江南の広い支援室だからこそ出来る遊びで、活動だけではなく自由時間でも子どもたちにとって必要な運動を取り入れた療育を行っています。時には大人との全力勝負をしたりとスタッフも全力で取り組み、児童たちと楽しい時間を過ごしています♫
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