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江南の家

江南の家 2023年2月 vol.1

update:2023/02/06

寒い日が続いていますが、暦の上ではもうすぐ春‼節分を迎えたこの日は【恵方巻と鬼のお面の制作を行いました。『説明をしっかりと聞いて作業工程を理解し、材料を重ねる順番や工程を考えながら進めること』『力加減に注意しながら、最後まで諦めずにやり抜くこと』を目標に造形に取り組んでいます。

 

節分といえば、コロナ以前はサプライズとして職員が鬼に扮して登場するといった演出を行うこともあったのですが、ここ数年はそういったお楽しみも無くなっていて寂しいです…。

それでも児童達はひそかに期待(?)しているようで、「鬼、来るんでしょう?」「もしかして向こうの部屋にいるの?」と自由遊びの時間からドキドキワクワクしている様子が見られ、あまりの可愛らしさに微笑ましい気持ちで見守りを行っていました(*^^*)

 

いつ鬼が登場してくるかと緊張しているのか、活動の説明を聞く時も気も漫ろな様子の児童が何人か見られましたが、最初に取り組んだ【鬼のお面作り】では、自由工作として自分の好きな作り方で進めていいと説明を受けると、集中力が出た様子で準備した材料の中から自分のイメージするものにあった材料を嬉しそうに選び、工作を進めていました。

限られた材料の中での工作でしたので、自分が考えたものが作れないことへの苛立ちやがっかりする声も聞かれましたが、すぐに児童同士で材料を分け合ったり、自分のイメージに近いものが見つけられなくても気持ちを切り替えて別のもので代用しようとする姿が見られ、自分の気持ちに折り合いをつけながら工作を進める姿がとても印象に残る活動となりました(*^^)v

定番のお面やカツラのような被り物、小さなマスコットのようなものと、十人十色で可愛らしい鬼が出来上がり、節分気分も盛り上がってきたところで、次の【恵方巻作り】に取り組んでいます。

 

 

 

 

こちらは先ほどの自由工作とは異なり、みんな同じ材料で、工程一つ一つを一緒に進めていきました。

まず、ピンク色の折り紙で桜でんぶ、緑色でキュウリ、黄色で卵焼き、茶色でかんぴょうをイメージして、折り紙を細長く丸めて具材を作っていきました。細長く均等な太さに丸める工程は手先の力加減が重要です!上手くいかずに諦めそうになっている児童もいましたが、先に作り上げた児童が「鉛筆に巻いて作るといいよ!」等とアドバイスしている場面も見られ、みんなで一緒に工程を進めることができました。出来上がった具材を酢飯に見立てた梱包材のプチプチで包み、表面に黒い色紙を貼り付けたら完成です!思った以上に本物に近い出来上がりに大満足の様子の児童たち☆「美味しそう!食べてもいい?」と食べるフリをして楽しんでいました( *´艸`)

 

 

 

 

完成した恵方巻と鬼のお面を片付けを終えると、徐々に鬼のことを思い出した児童が「今から鬼くる?」とまた怖がって声を上げる場面がありました。近くにいた児童も「え!来るの?」と怯えた様子に…。『この純粋な気持ちを大事にしたいなぁ』とほっこりとしたスタッフ一同なのでした(*^▽^*)

 

 

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