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江南の家

江南の家 2021年10月 vol.2

update:2021/10/26

江南の家では芸術に親しみたいと考え、折り染めの活動を行いました。折った障子紙に数種類の色水を吸い込ませると、色が混じりあったり偶然的に模様ができたりして美しく染まります。今回は、障子紙を三角に折りたたんでやってみました。

まずは、児童一人一人が好きな絵具を選んで色水を作ります。よく溶かすために、割りばしで絵具を広げたり繰り返しかき混ぜたりする児童たち。とんとん、ぐるぐる、リズムよく溶かします。

次は、折った障子紙の角を色水に浸します。10秒ほど浸していると、障子紙がぐんぐん色水を吸い上げていきました。児童は「わぁ!染まってきた!」とその様子に注目します。その後も何度も持ち方を変えてまだ白い角を違う色の色水に浸していきました。

 

 

 

 

ここからが大変な工程で、障子紙が破けないように、慎重に広げます。児童たちは指先の力を抜いてそーっとそーっと広げます。赤、青、緑のきれいなグラデーションが見えたり、ひし形や四角の模様になっています!!大きく目を見開き、嬉しそうに自分の作品を見つめる児童たち。職員から「いいね!」「きれい!」の声を掛けられにっこりです。この日は一人3枚ずつ染めました。染める色や浸す時間を変えたりして、どんどん折り染めの世界に入り込んでいきました。

 

 

 

 

「うわぁ~、きれい~!」「もう一枚やりたい~!」充実感いっぱいの児童の声。「お母さんにあげたいから、紙をもう一枚ください。」という児童もいました。家族の顔を思い浮かべて作るって素敵ですね。

染めた紙は乾かし、その後うちわを製作しました。折ったり貼ったりする活動も頑張りました!

 

 

 

 

 

 

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